【卒業生インタビュー】8期生 放送作家 –浅野ゆうじ

【卒業生インタビュー】8期生 放送作家 –浅野ゆうじ

放送作家コース卒業生の浅野ゆうじさんに、A&Gアカデミーや放送作家の仕事についてお伺いしました。

A&Gアカデミーの受講をお考えの皆さん、是非ご覧ください。

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浅野ゆうじさん
A&Gアカデミー 放送作家コース8期卒業

関わっている主な番組
『Fate/Grand Order カルデア・ラジオ局Plus』(文化放送地上波、超!A&G+)
『&CAST!!!アワー 福山潤のラブナイツ!』(文化放送地上波)
『斉藤壮馬・石川界人のダメじゃないラジオ』(超!A&G+)
『田中美海のかもん!みなはうす』(超!A&G+)
 

Q1 A&Gアカデミーに入学しようと思った理由、きっかけは?

元々聞いていたラジオの中で流れたアカデミーのCMをたまたま聞き、その存在を知りました。ラジオが好きで、放送作家という職業にもともと興味があったのと、当時大学3年生で、外語系の学部に通ってましたが英語もそこまで得意じゃなく、成績も悪め。将来やりたい職業も特に決まっていなかったので、自分の貯金の範囲で入学できるA&Gアカデミーに9割9分興味本位で入りました。

 

Q2 A&Gアカデミーで学んだことで、印象に残っていることは?

テレビ番組についての授業で、視聴率に関しての見方・考え方・マーケティング方法を教わったのは自分の知らない世界だったので面白かったです。作家としては主に番組の中身を作る職業ですが、外側のことを少し理解することができたので、個人的に今でも印象に残っています。
あとは何より、集合時間に意地でも遅れないという気概をちゃんと持ちました。学生の時は結構ゆるゆると生活していたので。

 

Q3 A&Gアカデミーで学んだことで、現場に出て役に立ったことは?

自分もそうでしたが、そもそも大体の人はラジオの台本なんてほぼ見た事がないと思うので、そのよくわからない“物体”のサンプルがいくつか見れたというのは何より役に立ちました。
今、現場で働いている人たちは、もともとあるものに大なり小なり手を加えた自分なりのフォーマットを持っていますが、自分もそのフォーマットを作る上での大前提の基礎を学んだと思います。

 

Q4 放送作家になるために必要だと思うことは?

作家・ディレクター・演者問わずですが、普通に身の回りの一般の人と関わって普通の人達と同じ感覚を持っておく事かと思います。やっぱり特殊な業界なので、ここだけにいるとどんどんいろんなものがずれていきます。時間とかお金とか世の中のニュースとか、いろんなものの感覚をあくまでも同い年の一般の社会人と同じレベルで理解している必要はあると思います。あと、そういう感覚・知識を持っていると必要とされる事も多いですので。
ちなみに挨拶とかがちゃんとできないとそんな噂がちゃんと広まったりします。そんな狭めな業界でもあります。

 

Q5 現場に出て、学んだことや印象に残っていることは?

この仕事をして嬉しかったことは、幅広いジャンルの人の話を聞けることです。もともと知識欲だけはあったので、いろんなことを広く浅く知ることが好きでしたが、それをより広げることができました。業界的にも様々なジャンルにわたっているので、その時その時で初めて知ることがたくさんあって面白いです。大変だったことは思い出しきれないし、思い出したくないくらい沢山ありますが、毎回思うのは、自分のモチベーションとずーーーっと付き合わなきゃいけない事です。体の調子が悪かろうが、なんだかやる気が出なかろうが、収録も生放送もやってくるので、スポーツゲームとかで言う『絶不調』の日が来ないようにできるだけ気持ちをニュートラルにして生きています。

 

Q6 これから入学しようと思っている人に、一言お願いします。

大学3年でアカデミーに通い、大学4年の途中からこの仕事を並行してやり始めました。ただ、その間にほかの学生と同じように就活もしました。今思えばそういった就活や受験などに関連した企画を考える時に、それを経験している・していないは大きいなと思います。受験もそうだしバイトもそうですし、大きく言えばサークル活動も社会人経験もそうかと。なので、焦りすぎず、今の環境でしかできないことは今やっておく事をお勧めします。その上で興味があれば、あくまでも経験の一つとしてアカデミーもいかがでしょうか。

そういえば、以前友達に「やりたい仕事をできていいね」って言われる度に、「それなりに貧乏でいる覚悟があれば楽しいしどうにかなる」って。毎回言ってました。この仕事で初めて振り込まれた給料はお札一枚でしたから。でも嬉しかったですよ。まあ、どの種類のお札とはここでは言いませんが、もしいつか現場でお会いした際には直接聞いてください。覚えていたら教えますので。

 

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